十二支守り本尊(Japanese Zodiac Principal Image)


人には守り本尊があると伝えられており、干支より守護してくれる仏様を十二支守り本尊と呼びます。開運・厄よけの御利益があると古来より人々に慕われてきました。自分の干支の守り本尊を身近に置くことで福を招く事ができると言い伝えられており、十二支守り本尊は人々にとって親しみ深い仏様でもありあます。

千手観音菩薩

(Senjyukannon Bosatsu)

 

子年の守り本尊。

千本の手を持つ観音で水澤観音の本尊。観音の中で最大の法力を持ち、諸願成就させ、延命・減罪・除病を祈り人々に永遠の幸福を授ける。

 


虚空蔵菩薩

(Kokuuzou Bosatsu)

丑・寅年の守り本尊。

虚空のような広大無辺の智慧と慈悲とを備えた大菩薩。人々の求める様々な願いをかなえ、種々の利益と共に福徳円満を授ける。


文殊菩薩

(Monjyu Bosatsu)

卯年の守り本尊。

「智慧の文殊」と称されるように智慧と戒律をつかさどる大菩薩。

人々の日常生活に普遍の智慧と悟りを導き大いなる幸福を授ける。

 


普賢菩薩

(Fugenn Bosatsu)

辰・巳年の守り本尊。

「智慧の文殊」に対し「行願の普賢」と称され、仏の理性を示す大菩薩。理知と慈悲の徳により人々に永遠の幸福な人生を授ける。


勢至菩薩

(Seishi Bosatsu)

午年の守り本尊。

観音菩薩と共に、阿弥陀如来の脇侍となる。智慧の力で人々の迷いを除く大菩薩。その知恵により人々を一切の苦難より解放し安楽を授ける。


大日如来

(Dainithi Nyorai)

未・申年の守り本尊。

昼夜の別となる日の神をはるかに上まわる智慧と慧の光明をもってすべての現象の根源とされる仏。全世界の平和と繁栄を司る。


不動明王

(Fudomyoo)

酉年の守り本尊。

猛炎の中に威怒身で立つ御仏の守護。激しく吹き上げる火炎で汚れを焼き清め、人々の煩悩を取り除き一切の災いを打ち砕く。


阿弥陀如来

(Amida  Nyorai)

戌・亥年の守り本尊。

極楽浄土の守尊で無量光とも無量寿ともいわれる。無限の慈悲と永遠の存在と徳を与えすべての人々に大悲をもって永遠の救いを授ける。